いわき市民の文化活動の場として、２００８（平成２０）年４月にオープンしました。有名アーティストから地元のサークルまで、ダンスや演奏会（えんそうかい）、演劇（えんげき）などの公演（こうえん）が年間で約４００回開かれ、市の文化芸術（げいじゅつ）の中心地として親しまれています。

　古くなった市平市民会館（たいらしみんかいかん）に代わる施設（しせつ）として造（つく）られ、約１７００人が入れる市内最大の大ホールや、座席（ざせき）を組み替（か）えてファッションショーや音楽ライブなどのイベントに使える中劇場（げきじょう）などがあります。リハーサル室や稽古（けいこ）場もあり、地域（ちいき）の人たちが音楽やダンスの練習に取り組んでいます。

　小、中学校などに音楽家やダンサーを派遣（はけん）する出張（しゅっちょう）公演「おでかけアリオス」など、地元に芸術文化を広める活動にも力を入れています。

　施設の人は「これからも住民のみなさんが芸術に触（ふ）れる機会をつくっていきたいです」と話しています。

【どこで？】いわき芸術文化交流館アリオス　いわき市平字三崎（たいらあざみさき）１の６。