【浜風きらら】 希望を願うお店が集合

 
地元住民の生活を支える浜風きらら

 東日本大震災(だいしんさい)の津波(つなみ)や火災(かさい)で被害(ひがい)を受けたいわき市久之浜町(ひさのはままち)で、地域(ちいき)のにぎわいを取り戻(もど)し、住民の生活を支(ささ)える複合(ふくごう)商業施設(しせつ)として2017(平成29)年4月にオープンしました。

 震災後の11年9月~17年3月に久之浜町で営業(えいぎょう)した仮設(かせつ)商店街「浜風(はまかぜ)商店街」と、未来への希望を願う「きらら」にちなんで浜風きららと名付けられました。

 飲食店や小売業など七つのテナントが入っているほか、地元の小学生らがデザインを考えた施設のキャラクター「浜太郎(はまたろう)」のパネルなどもあり、地域の人以外の利用者も訪(おとず)れます。

 2月には、地元の魚介類(ぎょかいるい)を販売(はんばい)するだけでなく、加工場や交流スペースなどもある店「はま水(すい)」がオープンする予定です。浜風きららの高木重行(たかぎしげゆき)代表は「高齢者(こうれいしゃ)から子どもまで、たくさんの人が交流する場としてさらに成長していきたい」と話しています。

 【どこで?】浜風(はまかぜ)きらら いわき市久之浜町(ひさのはままち)久之浜字北町21。

みんゆうジュニア情報局