【小峰城歴史館】 VRで江戸時代の気分に

 
江戸時代の小峰城を立体的に感じることができる3面スクリーン

 白河(しらかわ)市の城山公園にある歴史資料館(れきししりょうかん)「白河集古苑(しゅうこえん)」を改修(かいしゅう)・増築(ぞうちく)し、昨年4月に小峰城(こみねじょう)のガイダンス施設(しせつ)として開館しました。

 仮想現実(かそうげんじつ)(バーチャルリアリティー)の技術(ぎじゅつ)が使われているVRシアターには、270度3面スクリーンがあります。約10分間の映像(えいぞう)が流れ、約200年前の江戸(えど)時代の小峰城内を歩いているような感覚になります。展示室(てんじしつ)のジオラマに併設(へいせつ)されたVR望遠鏡(ぼうえんきょう)をのぞくと、再現(さいげん)された小峰城の四季などがコンピューターグラフィックス(CG)で楽しめます。

 小峰城の歴史などについてパネルやジオラマ、映像などで紹介(しょうかい)されているほか、歴代城主に関する古文書や美術工芸品なども展示されています。東日本大震災(だいしんさい)で壊(こわ)れた石垣(いしがき)が修理されるまでの様子も学べます。

 【どこで?】小峰城歴史館(こみねじょうれきしかん) 白河市郭内(かくない)。午前9時~午後4時30分。休館は祝日を除く毎週月曜と祝日の翌日。

みんゆうジュニア情報局