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漢字の世界345

 

【2007.3.5】
韋編三絶(いへんさんぜつ)

書物をよく読む喩え

 書物を綴(つづ)った革ひもが三べんも絶ち切れること。書物をよく読むことの喩(たと)え。

 『史記』孔子世家(せいか)(孔子の伝記)に「孔子晩に易を喜(この)む。…易を読みて韋編三絶す」(孔子は晩年に『易経』を好み、よく読んだため革ひもが三べん切れた)とある。

 「韋」は、動物のなめし革。「三絶」は、必ずしも三べんということではなく、何べんも切れたということ。

 昔の書物は竹や木を短冊型に切りそろえ(簡という)、その上に字を書いた。簡の上下に穴を開け、革ひもを通す。「冊」という字がその形を示している。

 竹簡、木簡をくって読むうち、綴(と)じた革ひもが自然に切れてしまう。

 今ならページがすり切れるほど読むということだ。

全国漢文教育学会長
石川 忠久 
 



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