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漢字の世界291

 

【2006.12.29】
一日千秋(いちじつせんしゅう)

待ちこがれている様子

 一日が千年のように感じられること。転じて待ちこがれる意となる。

 この言葉は「一日秋」が変化したもの。出典は『詩経』に「一日見ざれば、三秋の如(ごと)し」(一日会わないと三年も会わないようだ)とあるのによる。「秋」は「年」の意味。恋人の到来を待ち焦がれる場合などに用いられている(『詩経』にはこの言葉が二回見られる)。

 「秋」の三も長い意味で用いられているが、より長くてよく用いられるに代わったもの。

 普通「一日千秋の思い・・」というように、待ち焦がれる心をいう。この場合は「イチニチ○○」とも読む。

 受験の時節、合格の知らせを”一日千秋”の思いで待つ人も多いことだろう。

全国漢文教育学会長
石川 忠久 
 



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