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友情のラストゲーム 部員不足で夏断念の富岡高川内校野球部

友情のラストゲーム 部員不足で夏断念の富岡高川内校野球部

合同チームによる練習試合を繰り広げた富岡川内(前列)と相馬農ナイン(2、3列目)

 部員が3年生5人だけで、第90回全国高校野球選手権記念福島大会の出場を断念した川内村の富岡高川内校野球部は6日、同村総合グラウンドで相馬農高3年生と合同チームを組んで練習試合を戦った。高校球児の友情が富岡川内の3年生の引退に花を添えた。
 練習試合は、富岡川内の作山博邦監督が「野球が大好きで、チームが組めなくても練習した5人に思い出をつくってほしい」と相双地区高校野球部顧問会議で呼び掛け、相馬農の井田友貴監督が快諾し実現した。
 試合は、富岡川内の3年生と相馬農3年生の6人が計11人のチームを編成、相馬農1、2年生チームと戦った。富岡川内の5人は現在のチームになってから「最初で最後」の試合にはつらつプレーを披露。3年生チームが10−9で勝利し、富岡川内の5人は高校野球に区切りをつけた。
 富岡川内の3年生5人は「9人で野球ができてうれしかった」と晴れ晴れ。横田善誉主将は「いろいろな人に支えられた3年間。作山監督に感謝したい」と話した。相馬農ナインは「富岡川内の分まで夏の県大会で頑張る」と約束した。
 富岡川内の野球部は、分校だった1986(昭和61)年と88年、福島大会でベスト8に進出した。現在は全校生25人で、3年生が引退すると野球部は休部状態となる。また県教委が来春の生徒募集停止を検討している。
(2008年7月7日 福島民友・高校野球ニュース)

 

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