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大沼が「快音」12得点 夏も「大沼旋風」注意報

大沼が「快音」12得点 夏も「大沼旋風」注意報

【大沼-福島工】2回表大沼2死満塁、飯塚が左前適時打を放つ=あいづ球場

 第90回全国高校野球選手権記念福島大会第2日は10日、福島市のあづま球場など5球場で1回戦15試合を行った。双葉は須賀川桐陽と1点を奪い合う攻防で終盤までもつれ、5ー4で9回サヨナラ勝ち。昨夏ベスト8の富岡は5ー3で春の県大会8強の田村に逆転勝ち。学法福島は主砲石橋が今大会第1号の3点本塁打を放つなど得点を重ね、川口に10ー0の7回コールドで快勝した。大沼は13安打の猛攻で福島工を12ー1の6回コールドで下した。大会第3日の11日は、メーンのあづま球場などで1回戦10試合、2回戦4試合の計14試合を行う。
 春の大会で前年度王者学法石川を破り旋風を巻き起こした大沼が、地元会津で今季公式戦チーム初のコールド勝ち。「理想的な勝ち方」と小林陽一監督が自信を見せるように、夏の躍進を予感させる、まさに圧勝劇だった。
 春の大金星で一気に注目され、勢いに乗るチーム。小林監督は試合前、「油断をすると負けるのが夏の大会」と選手をたしなめた。「注目度は意識せず、チャレンジャー精神を大切に戦おう」とエースの木崎彰則(3年)。ナインは監督の言葉を胸に初戦に臨んだ。 試合は、初回に先制点を許す展開になったが、直後に逆転する冷静な戦いぶりで、一気に大量点を奪う自慢の攻撃力を見せつけた。
 2回戦は同じ会津勢の若松商との対戦。小林監督は「『台風の目』になれれば」と意気込みを示す。実力と自信をつけたナインは再びの旋風を狙っている。

       >>>> 《 7月10日の試合結果 》
◎―― 県営あづま球場 ――◎
      清陵情報、ミス逃さず 船引、攻め切れず苦杯
 ▽1回戦
船引
2
0
0
1
1
1
0
0
0
5
清陵情報
3
0
3
0
2
0
0
1
×
9
      安積が長打攻勢 福島南は打線沈黙
 ▽1回戦
福島南
1
0
0
0
0
0
0
 
 
1
安積
3
0
0
2
3
1
×
 
 
9
                                            (7回コールド)
      学法福島が川口に圧勝
 ▽1回戦
学法福島
0
1
0
2
4
1
2
 
 
10
川口
0
0
0
0
0
0
0
 
 
0
                                            (7回コールド)
◎―― 開成山球場 ――◎
      白河、好機生かす 尚志、初戦で涙
 ▽1回戦
白河
2
1
1
0
0
2
0
3
 
9
尚志
0
0
2
0
0
0
0
0
 
2
                                            (8回コールド)
      相馬打線、中盤目覚め 勿来にコールド勝ち
 ▽1回戦
相馬
0
0
1
1
0
6
1
4
 
13
勿来
0
0
0
0
2
1
0
0
 
3
                                            (8回コールド)
      須賀川、5回に追加点 福島北に競り勝つ
 ▽1回戦
須賀川
2
0
0
0
1
0
1
0
   0
4
福島北
1
1
0
0
0
0
0
0
0
2
◎―― 白河グリーンスタジアム ――◎
      長沼が快勝 塙工は自滅
 ▽1回戦
塙工
0
0
0
0
0
1
0
0
0
1
長沼
0
0
2
0
0
3
0
0
×
5
      郡山北工が逆転 四倉振り切る
 ▽1回戦
四倉
2
0
0
1
0
0
0
0
0
3
郡山北工
0
1
0
0
3
1
0
1
×
6
      双葉 サヨナラ発信 須賀川桐陽あと一歩
 ▽1回戦
須賀川桐陽
0
0
0
0
1
1
0
0
2
4
双葉
0
0
0
0
1
2
0
1
5
◎―― あいづ球場 ――◎
      大沼「快音」12得点 序盤に主導権
 ▽1回戦
大沼
0
7
1
1
0
3
 
   
12
福島工
1
0
0
0
0
0
 
 
 
1
                                            (6回コールド)
      勿来工、5回コールド 浪江から13安打、13得点
 ▽1回戦
浪江
0
0
1
0
0
       
1
勿来工
3
7
0
3
×
       
13
                                            (5回コールド)
      会津、中盤に加点 喜多方商は打線沈黙
 ▽1回戦
喜多方商
0
0
0
1
0
 0  0    
1
会津
0
0
1
0
5
1
 
 
8
                                            (7回コールド)
◎―― いわきグリーンスタジアム ――◎
      磐城農、7年ぶり夏1勝
 ▽1回戦
磐城桜が丘
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
磐城農
0
0
0
0
1
0
0
1
×
2
      富岡が接戦 制す 田村、先制も攻め崩せず
 ▽1回戦
田村
2
0
0
0
0
0
0
0
1
3
富岡
1
2
0
0
2
0
0
0
×
5
      平工、8回に猛打 いわき海星、ミス響く
 ▽1回戦
いわき海星
1
0
0
0
0
1
0
0
 
2
平工
0
3
0
0
1
0
0
 
9
                                            (8回コールド)
(2008年7月11日 福島民友・高校野球ニュース)
 

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