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福島、鮮やか集中打 二本松工に逆転勝ち
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【二本松工―福島】最後の打者を打ち取り、好リリーフを見せた福島の山岸(中央)がチームメートからの祝福を受ける=あづま球場
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福島が7回の鮮やかな集中打で逆境をはね返し、勝利をつかんだ。5長短打を連ねる打者一巡の猛攻で、相手投手陣を打ち砕いた。逆転劇を呼び込んだのは、3番手で登板した右腕山岸謙一(1年)の気迫の投球が大きかった。
4点差の6回二死二、三塁の場面で、エース斉藤俊介(3年)からマウンドを譲り受けた。「チームが守りに入っていた。攻めて、攻めていこうと思った」と山岸。相手の代打を外角低めの直球で見逃し三振に切って取ると、大河内孝志監督は「勝利への執念をつないでくれた。流れががらっと変わった」と声を弾ませた。
山岸は昨夏、福島のだまクラブ(福島市)のエースとして中学生軟式野球世界大会で優勝。パン・パシフィック中学生軟式野球大会では準優勝に導いた。県大会では初登板となる背番号「18」。「先輩たちのためにやる。中途半端では負けたくない」。第2シード帝京安積との3回戦を前に、「梅章魂」に頼もしい新戦力が加わった。
(2008年7月15日 福島民友・高校野球ニュース) |
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