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只見創部初の夏16強 機動力野球で郡山東破る
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【郡山東―只見】創部初の16強を決め、歓喜する只見ナイン=白河グリーンスタジアム
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機動力を絡め効果的に得点を奪った只見が郡山東にコールド勝ち。
只見は2回、二塁打の吉津を手堅く送って一死三塁とし、馬場博が右翼線二塁打し先制。さらに五十嵐、三瓶の適時打で2点を加えた。中盤以降も重盗など足を絡めた多彩な攻めで相手を翻弄(ほんろう)した。
郡山東は7回、吉田の犠飛などで2点を返したが反撃が遅かった。
「よくやったぞ」「おめでとう」。只見が1976(昭和51)年の創部以来初の16強入りを決めると、只見の応援スタンドからこの日一番の歓声が鳴り響き、只見ナインはスタンドと一緒に快挙の喜びを分かち合った。
長谷川清之監督は快挙にも「選手一人一人が、つなぐ意識や走塁への意識を持ち続けたことが勝利につながった」と冷静。記録よりも戦果を分析し、さらなる快進撃にかじを切り直した。
郡山東戦は11盗塁と、只見ナインは持ち味の機動力を存分に発揮した。守りでもエース長谷川佑樹(2年)を中心に郡山東の反撃を2失点に切り抜けた。「このチームは試合を重ねるごとに成長している」。長谷川監督は、連勝に手応えを感じている。
次はベスト8をかけて第4シード磐城と戦う。主将の鈴木晃(3年)は「どのチームでも負ける気がしない。全力でぶつかる」と強気のコメント。自らの歴史に新しい一ページを刻んだナインは、さらに強い旋風を巻き起こしそうだ。
(2008年7月18日 福島民友・高校野球ニュース) |
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