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▽準決勝
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郡山商、終始盤石 悲願へあと1勝
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【郡山商−湯本】湯本打線を1点に抑え好投した郡山商の投手佐藤紀=あづま球場
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54年ぶりに決勝進出する郡山商はエース橋本を中心とした堅い守りで、初の甲子園出場を目指す。
準決勝では、初回に先制点を奪うなど打撃陣が奮起。投げては2年生投手佐藤紀が湯本打線を1失点に抑える好投を見せた。
守備からリズムをつくるのがチームカラー。打線は長打力こそないが、ここ1番で一気に畳み掛ける爆発力を持つ。一方、自慢の守りは5試合で7失点で、1試合当たりの失点は1.4点。失策も1と斎藤、宗像の二遊間を中心に安定した守備を展開する。
丹念に低めを突く投球が持ち味のエース橋本は29回余りを投げ抜き、自責点5で防御率は1.52と抜群の安定感を示す。準決勝で湯本を1失点に抑えた佐藤紀が控える。決勝の相手は春の甲子園に出場している聖光学院。「全員野球」を貫き通し、夏の頂点を目指す。
好調の井手田、先制打
郡山商の中軸を担う井手田一幸(3年)は初回2死二、三塁、湯本の出はなをくじく右越え適時二塁打を放った。1954(昭和29)年の大先輩が成し遂げた決勝進出を54年ぶりに大きく引き寄せる先制打だった。
エース橋本大(3年)に代わって先発登板した佐藤紀行(2年)を「援護してあげたかった」という井手田。狙い通りの援護射撃を果たし、塁上でガッツポーズした。「何としても先制点を取ってあげたかったから本当にうれしい」と喜びを素直に表した。
「打撃好調の理由は分からない」とはにかんで見せるが、3年間欠かさず自主練習に励んできたことが大舞台で結果に表れた。「1打席1打席、後悔のない打撃をしたい」。次なる聖光学院もエース橋本を援護するつもりだ。
(2008年7月23日 福島民友・高校野球ニュース) |
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