全国制覇に向け、練習を再開した聖光ナイン

　第９０回全国高校野球選手権記念福島大会で優勝し、４季連続の甲子園出場を決めた聖光学院ナインは２５日、伊達市の同校野球場で練習を再開し、甲子園の戦いをスタートした。
　ナインは円陣を組み士気を高めた後、ランニングやストレッチ、ダッシュ、キャッチボールを繰り返し行った。この後、フリーバッティングに取り組み、するどい打球を左右に打ち分けていた。最後にウエートトレーニングを行い、約６時間にわたって汗を流した。
　黒羽剛広主将（３年）は「試合までどれくらい自分たちの士気を高められるかが勝負になる」とナインの気持ちを代弁。斎藤智也監督は「県大会の後半はスイングに切れがなかった。しっかり体調を管理していきたい」と初戦までのコンディション調整を重点に行う考えを示した。
　ナインは２９日まで同校で練習を継続。３０日、ＪＲ福島駅から新幹線で大阪入りする。現地では、８月１日のリハーサルを経て２日の開会式に臨む。
　初戦は、大会第７日（８日）の２回戦第２試合（午前１１時試合開始予定）で西兵庫代表の加古川北と対戦する。
（２００８年７月２６日　福島民友・高校野球ニュース）