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 ▽2回戦
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聖光学院、猛打で快勝 加古川北に9−2/夏の甲子園

聖光学院、猛打で快勝 加古川北に9−2/夏の甲子園

序盤の大量点で加古川北に快勝し、2年連続の16強入り。校歌を斉唱し、アルプススタンドに駆け寄る聖光ナイン=甲子園

 第90回全国高校野球選手権記念大会第7日は8日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1、2回戦4試合を行い、本県の聖光学院は地元西兵庫代表の加古川北に9−2で圧勝、初戦を突破した。同校は昨夏に続くベスト16入りを果たした。
 聖光学院は、大会第12日(13日)の3回戦第1試合(午前8時30分開始予定)で市岐阜商(岐阜)と対戦、同校初、県勢として33年ぶりの8強進出を目指す。
 聖光学院は初回、2死満塁の好機に菅野が走者一掃の右越え三塁打を放って先制、さらに果敢な走塁で敵失を誘い1点を加えた。2回にも2点を奪い序盤から大量リード。4回にも1点、6回には黒羽のソロ本塁打などで2点を追加、勝利を確実にした。先発佐藤竜は緩急を織り交ぜた投球で相手打線を2点に抑え、その後の反撃を許さなかった。
 県勢としては、兵庫県勢と夏の甲子園5度目の対戦となったが、初めて同県勢に勝利した。
 一塁側アルプススタンドには、同校の地元伊達市や関西県人会などから約750人が応援に駆け付け、熱戦を繰り広げる選手らに大きな声援を送った。 

 佐藤 期待に応えた! 緩急自在 ピンチしのぐ
 「全国制覇」を掲げるチームの大事な甲子園初戦。先発マウンドに登ったのは背番号「11」の左腕佐藤竜哉(3年)。聖光学院はじめ県勢が苦杯をなめ続けた兵庫県勢、加古川北に8安打を浴びながら要所を締め、降板するまで8回2失点に抑え込み、2年連続16強の原動力となった。
 「加古川北は振ってくる。緩急が使える竜哉に懸けた」と斎藤智也監督。佐藤竜は120キロ台後半の直球に、90キロ台のスローカーブと外に逃げるスクリューを織り交ぜ、的を絞らせなかった。「相手にフルスイングさせないように心掛けた」と狙い通りの投球を披露した。
 身長168センチ。投手としては決して恵まれた体ではない。しかし体が小さい分、人一倍努力。練習の積み重ねで強靭(きょうじん)な精神力が身に付いた。4回に訪れた一死満塁のピンチには直球を決め球に強気に攻め、2者連続三振を奪った。
 「(加古川北戦は)打線に助けられた」。3回戦の市岐阜商(岐阜)戦は同校初の8強入りを懸けた戦い。
 「いつも通りに投げるだけ」。自信を身に付けたナインが全力を出せれば、聖光学院の歴史は塗り替えられる。
(2008年8月9日 福島民友・高校野球ニュース)

 

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