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下位打線 好機見逃さず 経験の差…劣勢から真価

下位打線 好機見逃さず 経験の差…劣勢から真価

【聖光学院―市岐阜商】6回表聖光学院2死二塁、安田が左越えに同点となる適時二塁打を放つ=甲子園

 「夏の甲子園を経験しているかどうか」。表面上ただ1試合を勝ち抜く違いの「8強」と「ベスト16」。斎藤智也監督は、一重の差を示した。言い換えるなら「経験」の差。4季連続して甲子園でプレーするナインの落ち着いた試合運びが偉業を達成させた。
 2回に本塁打を打たれ、市岐阜商に流れを渡し、序盤は完全に負けペース。市岐阜商の先発原一智(3年)のスローカーブに凡打を繰り返した。しかし聖光学院ナインは凡打ながらも、冷静に球筋を見極めていた。そして打順が3回り目に突入した6回。好機を見逃さず、集中打を浴びせ、原を降板に追いやった。
 同点打を放った安田将司(3年)は「夏の甲子園は試合終了まで何が起こるか分からない。先制されても焦りはない」と、経験者だけが知る甲子園という舞台。
 安田をはじめ6人が昨夏の甲子園でベンチ入りのメンバー。昨年春のセンバツ甲子園からでは3人が4度甲子園を経験。斎藤監督は「(甲子園に)これだけ出場しているなら、結果を出さなければならない」とナインに高いハードルを与え続けてきた。
 そのハードルは「全国制覇」。安田は「今日の勝利は今日で忘れる」とナインの意識を代弁。聖光学院ナインにとって、創部初の甲子園8強も通過点の一つでしかない。
(2008年8月14日 福島民友・高校野球ニュース)

 

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