４強入りを懸けた横浜戦に向け気勢を上げる聖光学院ナイン＝兵庫県・鳴尾浜臨海公園野球場

　　第９０回全国高校野球選手権記念大会第１５日は１６日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準々決勝を行い、本県代表の聖光学院は、県勢３７年ぶりとなるベスト４入りを懸けて、第２試合（午後１時３０分開始予定）で、南神奈川代表の横浜と対戦する。
　横浜に勝利した場合、翌１７日の準決勝第２試合（午後１時３０分開始予定）で大阪桐蔭（北大阪）と対戦する。１５日に行われた組み合わせ抽選で決まった。

　聖光学院「打倒横浜」
　第９０回全国高校野球選手権記念大会で、１６日に初めての準々決勝に臨む本県の聖光学院ナインは１５日、兵庫県西宮市の鳴尾浜臨海公園野球場で最終調整し、ベスト４進出を懸けた横浜（南神奈川）との戦いに闘志をみなぎらせた。斎藤智也監督が横浜戦のキーマンに挙げた仲田浩人（３年）佐藤竜哉（同）横山貴明（２年）の投手陣は、左打者が多い横浜打線を意識し、左打席に打者を立たせて投げ込んだ。野手陣は走者を実際に走らせたノックで連係プレーなどを確認した後、フリー打撃を実施。先発が予想される横浜の左腕土屋健二（３年）を想定し、打撃マシンを１２０キロ台の左のスライダーに設定して打ち込みを行った。
（２００８年８月１６日　福島民友・高校野球ニュース）