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聖光学院4強ならず 強豪・横浜に健闘

聖光学院4強ならず 強豪・横浜に健闘

【聖光学院−横浜】4回表聖光学院1死一、三塁、渡辺が内野ゴロで1点を返す。捕手小田=甲子園

 第90回全国高校野球選手権記念大会第15日は16日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準々決勝を行い、本県代表として33年ぶりにベスト8進出を果たした聖光学院は、横浜(南神奈川代表)と対戦。聖光学院の投手陣が、横浜の強力打線に18安打を浴びて1−15で敗れ、37年ぶりの県勢4強入りはならなかった。
 聖光学院は4回に渡辺の内野ゴロで1点を返し、その後も再三好機を築いた。8回は佐藤拓、関根の連続二塁打で粘りを見せたが、横浜の左腕土屋の前にあと一本が出なかった。
 今大会初登板の右腕仲田、左腕佐藤竜、2年生横山の3投手が登板したが、横浜の筒香に満塁弾を含む2打席連続本塁打を浴びるなど計15失点と、試合の流れをつくれなかった。
 夏の甲子園で県勢は神奈川勢に5戦全敗となった。

 目標 次の世代に託す 敗戦を糧にナイン再出発
 「またしても全国の壁を越えられなかった」。斎藤智也監督は無念の表情を見せた。聖光学院は全国制覇の偉業を経験する横浜に投打に圧倒され、大敗した。
 聖光学院は、昨夏に広陵(広島)、昨秋の国体は常葉菊川(静岡)、今春は沖縄尚学(沖縄)と対戦した。甲子園優勝校と戦い、体力面に差があることを痛感。走り込みや素振りを増やし、スタミナ強化を図り、全国で勝てるチームづくりに専念した。
 しかし横浜は一枚も二枚も上だった。外野の間を抜けると思った打球は、相手の計算高いシフト守備によって阻まれた。3人の投手陣も事前対策が万全で完ぺきに攻略された。斎藤監督は「もう少し戦えると思った」と肩を落とした。
 聖光学院の全国制覇への歩みはひとまず幕を下ろし、目標は次の世代に託された。横浜戦でも6回途中から、横山貴明−竹沢大貴の2年生バッテリーが横浜打線に相対した。横山は4点を失ったが「この敗戦を無駄にしない。精神面を鍛え直して来春、絶対ここに戻ってくる」と誓った。
 先輩たちが築いてきた県勢初の4季連続の出場記録。記録の更新こそが悲願の全国制覇を実現する早道だ。センバツ甲子園に向けた戦いは間もなく始まる。「常勝」を目指す聖光学院ナインに休むことは許されない。
(2008年8月17日 福島民友・高校野球ニュース)

 

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