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佐藤拓、気吐く二塁打2本 悔しいけど仲間に感謝
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【聖光学院−横浜】8回表聖光学院1死、佐藤拓が右翼線に二塁打を放ち二塁に滑り込む=甲子園
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甲子園3試合でつなぎ役の2番打者を務めた佐藤拓也(3年)は初回と8回、両翼に二塁打をはじき返し、一人気を吐いた。佐藤拓は「たまたま飛んだコースが良かっただけ」と謙遜(けんそん)した。
佐藤拓らが入学した3年前。斎藤智也監督らコーチ陣は、ナインに1日1000本の素振りを課した。その努力は高校生活の集大成をぶつける甲子園で結実。ナインは2、3回戦で2ケタ安打、横浜戦では敗れたものの9安打を放った。
佐藤拓は「全国制覇を目標にしてきたので悔しいが、厳しい練習を一緒に乗り越えてきた仲間に感謝したい」。激戦を戦い抜いたナインはいつまでも固いきずなで結ばれている。
代打で初打席の尾形が最終回に意地の安打
最終回、代打で打席に立った尾形裕昭(3年)。福島大会を通しても今夏初の打席。2ストライクに追い込まれた後、ライト前に打球を放った。打球は詰まっていたが、「落ちてくれ」と願いを込めてヒットにし、打線をつなげた。代走によりベンチに戻った尾形。ナインらはハイタッチで出迎えた。
控えの捕手として、ブルペンで投手陣を支えてきた尾形。「みんなと一緒だったからこそ、つらいことを乗り越えられた。仲間に感謝したい」と素直な気持ちを表した。
(2008年8月17日 福島民友・高校野球ニュース) |
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