第３次キャンプでのレベルアップを誓う聖光学院ナイン

　４日に第８０回記念選抜高校野球大会の選抜旗を受け、甲子園での活躍に決意を新たにした聖光学院ナインは同日午後、第３次キャンプ地の茨城県へと出発した。９日まで神栖市、土浦市などで練習を行う。
　大阪への出発を前にした最後のキャンプとなる今回のキャンプでは、２次キャンプからメンバーを減らし、部員３１人と横山博英部長、斎藤智也監督が参加する。対外試合の解禁に合わせ、８日には土浦湖北、宇都宮商、９日は霞ケ浦との練習試合に臨む。練習試合日以外でも試合感を取り戻すことを主題に、紅白戦を中心にメニューを組んでいる。斎藤監督は「調整が完全にできていない中、どこまでできるかを試したい」と、今キャンプの目的を話す。
　黒羽剛広主将（２年）は「（今年）初めての試合でうまくいかない部分もあるかもしれないが、チームの力を試したい」と話した。
（２００８年３月５日　福島民友・高校野球ニュース）