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郡山商 鮮やか逆転/春季高校野球県大会

郡山商 鮮やか逆転/春季高校野球県大会

【大沼ー郡山商】4回裏郡山商1死一、二塁、中山の中越え三塁打で逆転の走者柳沼が生還。投手木崎=鶴沼球場

 第60回春季東北地区高校野球県大会第4日は19日、会津若松市のあいづ、会津坂下町の鶴沼、喜多方市の押切川公園の3球場で3回戦8試合を行い、ベスト8が出そろった。
 郡山商はエース橋本が好投、大沼を3ー1で下した。昨秋の県大会王者の聖光学院を破り勢いに乗る磐城は延長戦の末、双葉を4ー3で振り切った。帝京安積は須賀川桐陽に7ー3で逆転勝ちした。このほか小高工、平工、田村、東日大昌平、光南が勝ち名乗りを上げた。県北勢、会津勢はすべて姿を消した。
 前半戦はこの日で終了。後半戦は24日から26日までの3日間。24日はあいづ、鶴沼の両球場で準々決勝4試合を実施。あいづ球場で25日に準決勝2試合、26日に決勝と3位決定戦を行う。準々決勝の対戦カードは小高工ー平工、田村ー帝京安積、磐城ー東日大昌平、郡山商ー光南。

 34年ぶり“春8強” 投打団結で歴史的勝利
 郡山商は、春の県大会初勝利を挙げ、勢いに乗る大沼に鮮やかに逆転勝ち。34年ぶりの“春8強”を手にした。出場校を増やして5回戦制に変えた1988(昭和63)年からは初めての準々決勝進出だ。
 大沼戦は互いにしびれる投手戦。「コントロールに気をつけ打たせて取る投球を強く意識して投げた」と橋本大(3年)。低めを丁寧に突く投球で、3回以降は失点しなかった。「苦しい試合だったが、橋本が粘り強く投げてくれたおかげ」と、相馬伸介監督も頼れるエースの粘投に感謝した。
 4回に4連打で鮮やかな逆転劇を演じた打線はそれ以外、無安打に終わった。「打てなかったが、絶対に勝つという強い気持ちだけは失わず、気持ちで橋本を盛り上げた」と主将の遠藤聖人(3年)。堅守で橋本をもり立て、チームが一致団結して手にした歴史的勝利だった。

       >>>> 《 5月19日の試合結果 》
◎―― 鶴沼球場 ――◎
      田村、2点守り抜く
 ▽3回戦
田村
0
0
0
2
0
0
0
0
0
2
福島
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
      東日大昌平 振り切る
 ▽3回戦
東日大昌平
2
0
1
2
0
0
0
0
0
5
日大東北
0
0
0
0
0
0
0
2
0
2
      郡山商 鮮やか逆転
 ▽3回戦
大沼
0
0
1
0
0
0
0
0
0
1
郡山商
0
0
0
3
0
0
0
0
×
3
◎―― あいづ球場 ――◎
      小高工 小刻み加点
 ▽3回戦
富岡
0
0
0
0
0
0
2
1
0
3
小高工
0
2
0
1
0
1
0
1
×
5
      平工、9回逆転劇
 ▽3回戦
平工
1
0
0
0
0
2
0
0
3
6
福島東
3
0
0
1
0
0
1
0
0
5
      磐城 延長10回制す
 ▽3回戦
10
磐城
0
1
0
0
0
0
0
1
0
2
4
双葉
0
1
0
0
0
0
1
0
0
1
3
                                            (延長10回)
◎―― 押切川公園野球場 ――◎
      帝京安積、巧みな攻め
 ▽3回戦
須賀川桐陽
1
0
0
0
0
0
0
0
2
3
帝京安積
2
0
2
1
0
2
0
0
×
7
      光南長打で確実に得点
 ▽3回戦
安積
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
光南
1
0
0
0
0
1
0
0
×
2
(2008年5月20日 福島民友・高校野球ニュース)
 

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