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帝京安積、改名後初の4強/春季高校野球県大会

帝京安積、改名後初の4強/春季高校野球県大会

【田村―帝京安積】1回裏帝京安積2死三塁、太田が先制の右前打を放つ=あいづ球場

 第60回春季東北地区高校野球県大会は24日、会津若松市のあいづ、会津坂下町の鶴沼の両球場で後半戦がスタートした。第5日の同日は準々決勝4試合を行い、昨秋の県大会準優勝の磐城と3位の帝京安積、郡山商、小高工が準決勝に進出した。
 帝京安積は先発全員安打の計15安打の猛攻で田村を9−2の8回コールドで圧倒、1988(昭和63)年の改名後初のベスト4。郡山商は6回に9点を奪うなど光南のエース鈴木を中盤に攻略、10−1の7回コールド勝ちで34年ぶりの4強入り。小高工はエース西川が3安打無四球の力投で完封、平工に7−0の7回コールド勝ちで7年ぶりの準決勝に進出した。磐城は延長11回の末、東日大昌平を5−4で振り切り3年ぶりの準決勝に駒を進めた。
 第6日の25日は、あいづ球場で準決勝2試合を行う。対戦カードは、小高工−帝京安積、磐城−郡山商。

 帝京安積そつなし 逆方向への打撃徹底
 帝京安積が総合力の違いを見せつけ、校名変更後初の準決勝に勝ち進んだ。3回戦で14奪三振の完封勝利を収めた田村のエース紺野大(3年)をいとも簡単に攻略、救援の草野竜二(3年)にもそつのない攻撃でおびやかした。
 「早い段階に中軸がうまくかえしてくれた」と藤田進監督。右打者は右方向へ、左打者は左方向への打撃を徹底。4番太田良(3年)は、2本の適時打で2打点とチームを勢いづけた。3回戦で無安打だった太田は「初回に点が入れば、みんなが続いてくれると信じていた。逆方向を意識して球を呼び込もうと考えた」と胸を張った。
 昨秋の県大会で3位に入り、東北大会に出場。初戦敗退したほろ苦い経験を胸に、ナインは冬場の厳しい練習、対外試合などを積み重ね、一回り成長した。
 東北大会出場の切符まであと1勝。「県大会の準決勝や決勝というプレッシャーがかかる試合で、まず選手を集中させるのが優先」と藤田監督。ナインも指揮官と思いを一つにして準決勝に挑む。

       >>>> 《 5月24日の試合結果 》
◎―― あいづ球場 ――◎
      帝京安積猛攻、先発全員15安打 中盤粘るも田村及ばず
 ▽準々決勝
田村
0
0
0
0
2
0
0
0
 
2
帝京安積
1
0
2
0
2
1
1
2x
 
9
                                            (8回コールド)
      郡山商、6回一挙9点 7回コールドで光南下す
 ▽準々決勝
郡山商
0
0
0
1
0
9
0
 
 
10
光南
0
0
0
0
0
1
0
 
 
1
                                            (7回コールド)
◎―― 鶴沼球場 ――◎
      小高工が終始主導権 平工、投打ともに精彩欠く
 ▽準々決勝
平工
0
0
0
0
0
0
0
 
 
0
小高工
4
0
1
0
0
0
2x
 
 
7
                                            (7回コールド)
      磐城接線制す 延長11回、東日大昌平振り切る
 ▽準々決勝
10
11
磐城
0
0
0
1
0
0
3
0
0
0
1
5
東日大昌平
0
0
1
0
0
1
1
1
0
0
0
4
                                            (延長11回)
(2008年5月25日 福島民友・高校野球ニュース)
 

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