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郡山商、54年ぶりV 逆転で帝京安積下す

郡山商、54年ぶりV 逆転で帝京安積下す

54年ぶり2度目の優勝を喜ぶ郡山商ナイン=あいづ球場

 第60回春季東北地区高校野球県大会最終日は26日、会津若松市のあいづ球場で決勝と3位決定戦を行った。県中支部同士の対戦となった決勝は、郡山商が4−2で昨秋の県大会3位の帝京安積を下し、54年ぶり2度目の優勝。県立校勢の優勝は7年ぶり。3位決定戦は昨秋の県大会準優勝の磐城が6−3で小高工を振り切り、3年ぶり11度目の東北大会出場を決めた。
 郡山商は1点差の7回、2死満塁から作間が走者一掃の左越え二塁打を放ち逆転勝ち。磐城は先制、中押し、ダメ押しと効率よく加点し突き放した。
 優勝した郡山商と準優勝の帝京安積、3位の磐城は、6月12日から山形県の県営球場、天童球場で開かれる東北大会に本県代表として出場する。東北大会の組み合わせ抽選は6月5日に行われる。

 半世紀越し県頂点 進化続ける「郡商野球」
 優勝を懸けた“郡山ダービー”は、郡山商が驚異の集中力を発揮、帝京安積を相手に鮮やかな逆転劇。県中支部大会の敗者復活戦からはい上がってきたチームが県大会の頂点に上り詰めた。
 2点差で迎えた終盤に、郡山商の強さが凝縮されていた。打線は序盤から、大会屈指の右腕を前にゼロ行進を続けていたが、連投疲れが見え始めたところを一気に攻め立てた。
 6回は、5番柳沼勇貴(2年)が「1点でも返す。高めの球を狙う」とこん身の二塁打で1点差とし、反撃ののろしを上げた。
 柳沼の一打は湿りがちだった上位打線に火を付け、7回、3番作間清隆(3年)の逆転打を呼び込んだ。「夏に向けてみんなが一つになった。思い切りがいい郡商野球を見せられた」と作間は胸を張った。
 今大会は投手が相手打線につかまれば力強い打撃で援護、打線が沈黙すれば堅守で乗り切った。試合を重ねるごとにチームは確実に強くなった。
 「チーム内に非常に競争心がある。選手が野球をやりたい気持ちを出した」と強さの秘密を明かす相馬伸介監督。半世紀以上も遠ざかっていた東北大会の舞台でも旋風を予感させる戦いぶりだった。
(2008年5月27日 福島民友・高校野球ニュース)

 

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