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 ▽1回戦
東陵
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福島商
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福島商、終盤力負け 守り乱れ大量失点

福島商、終盤力負け 守り乱れ大量失点

【東陵―福島商】6回表東陵2死二塁、福島商の好守で二走伊藤が本塁でタッチアウト。捕手熊坂=名取スポーツパーク愛島球場

 福島商は開幕戦の緊張で投手を含めた堅い守りが乱れ、終盤の大量失点で東陵に力負けした。
 序盤は先発大橋がまずまずの投球を見せたが、1点を先行された5回、エラーで走者を出すと3四死球で1点を献上した。
 救援の小椋は好投を見せたが、8回につかまり4点を失い、続く篠木も東陵打線の勢いをそげず、2失点した。
 打線は初回、先頭遠藤の中前打などで1死一、二塁の先制機を得たが、堅守に阻まれた。1点を先制された直後の4回も2死一、二塁で後続が断たれ、勝機を呼び込めなかった。
大橋、無念の途中降板
 「これまでの疲れが出て崩れてしまった。チームに迷惑をかけた」。福島商の大橋俊秀(2年)はエースのプライドを懸けた開幕試合で途中降板し、悔しさをにじませた。
 秋の県大会では4試合に先発し2つの完投勝利。防御率も11.64と安定感を見せたが、東陵戦は5四死球でリズムを崩し2失点。自分らしい投球ができなかった。まさかの敗戦に「制球力が不足していた。しっかり足腰を鍛えて体をつくり直したい」。冬場のトレーニングに集中することで、来夏の甲子園出場への誓いを立てた。
(2008年10月11日 福島民友・高校野球ニュース)

 

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