会津高の野球部創設110周年で若松で15日に記念式典
創設110周年を迎える会津高野球部は8月15日、会津若松市のホテルニューパレスで記念式典を行う。
激励会、祝賀パーティーも開く予定で、50年前に甲子園に出場した当時の会津高のエース黒岩正明さん(神奈川県)らが現役選手を激励する。
16日には、同市のあいづ球場で、同じく歴史のある安積高野球部との記念交歓試合を行い、交流を深める。
式典に先立ち、同野球部は3月27〜30日まで、記念事業「春の甲子園遠征」を行い、選手らが甲子園観戦、和歌山県の智弁和歌山高や橋本高など強豪高との練習試合を行った。
会津高野球部は1899(明治32)年4月に創設。本県では安積高に次ぎ二番目に古い歴史を持つ。1959年には、県内では初めて「春の甲子園」出場を果たすなど、会津地区野球競技のけん引役を担ってきた。
菊地仁三会津高野球部後援会長は、「この110周年をきっかけに、強いチームを輩出できる会津地区にしていければ」と話している。
(2009年7月29日 福島民友・高校野球ニュース)
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