現役部員やＯＢらが一堂に会し、今後の飛躍を誓い合った記念式典

　会津高野球部の創設１１０周年記念式典は１５日、会津若松市で行われた。現役部員、ＯＢら約１３０人が出席。１１０年の歩みを振り返り、甲子園出場へ向け一層の飛躍を誓った。
　同校野球部は県内でも有数の歴史を誇り、１９５９（昭和３４）年には第３１回全国高校選抜野球大会で、県勢初の春のセンバツ出場を果たしている。
　式典では菊地仁三後援会長があいさつ。新井田務１１０周年記念実行委員長が主な記念事業を紹介した。
　センバツ出場メンバーの千葉修真さん、伊藤巌さんが後援会に記念品を贈呈。菅家一郎市長、渡部裕一校長が祝辞を述べた。
　続いて、センバツ出場当時のエース黒岩正明さんが「知力と体力、情熱を持って練習に取り組んで」と現役部員にエール。星拓哉前主将が「多くの支えのおかげで練習に取り組めた。自分たちもいつか、社会人として野球部を支えたい」と感謝した。
　記念式典の後、祝賀会が開かれ、ＯＢらが思い出話に花を咲かせた。
（２００９年８月１６日　福島民友・高校野球ニュース）