> 高校野球ニュースTOP > 全国高校野球福島大会ニュース
|
葵が好間の粘り振り切る 一之瀬が最後に大仕事
|
【好間−葵】延長10回裏葵2死一、三塁、一ノ瀬の左前打で三走阿久津がかえりサヨナラ勝ち。捕手松井=しらさわグリーンパーク野球場
|
延長10回2死一、三塁。葵の一ノ瀬友輝(3年)が打ち返した打球が三遊間を抜けると、球場に歓声がこだました。阿久津忠寛(3年)がサヨナラのホームを踏むと、葵ナインが歓喜に包まれた。葵の3年ぶりとなる夏1勝の瞬間は、劇的な幕切れとともに訪れた。
「自分が決めてやろうと思っていた」。目まぐるしく戦況が入れ替わるシーソーゲームで、サヨナラ打を放ってヒーローとなった一ノ瀬はすがすがしい表情。延長に入るまでは安打を放つことができなかったが、その悔しさを力に変え、最後に大仕事をやってのけた。
勝利の要因となったのは、延長に突入したベンチで菅野京一監督が話した「3年間やってきたことをぶつけろ」とのナインの奮起を促す言葉。28人の部員全員の一体感を呼び起こし、延長突入直後のサヨナラ勝ちを演出した。
「今日の劇的な勝利でチームの雰囲気は高まった。次も勝利を目指したい」。苦境を乗り越えてつかんだ勝利は葵ナインを上昇気流に乗せた。
(2009年7月13日 福島民友・高校野球ニュース)
|
|
民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
|
|
|
|