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エース粘投であさか開成勝利 細山、次戦も全力誓う
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【あさか開成―若松商】延長の末、若松商を破り、ベンチを飛び出すあさか開成の選手たち。打者吉田=あいづ球場
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あさか開成の池上健一監督が「バッテリーの頑張りに尽きる」と話す通り、エース細山裕也と主将鈴木啓太の3年生バッテリーが若松商打線を単打のみの7安打2失点に抑え、好投手渡部翔太(3年)との投手戦を制した。
あさか開成の要として2年生からバッテリーを組む細山と鈴木。昨年の夏の大会初戦で第1シードの聖光学院を最後まで追い詰め「大きな自信になった」(細山)が、秋、春と県大会出場を逃す苦しい時期を過ごした。
鈴木は「聖光を追い詰めたという慢心があった」と打ち明ける。実力はありながら「勝負弱さ」で自滅を繰り返していたバッテリーは「弱気厳禁」を掲げ再出発。下級生主体のチームで「強気のバッテリーからチームを盛り上げる」と投球のリズムとコースを攻める配球を徹底し、夏に挑んだ。
逆転して迎えた10回2死一、二塁のピンチにも三振で締め「バックと鈴木を信じ、サイン通り楽に投げた」と細山。鈴木も「一球一球に気持ちがこもっていた」と話し、互いの成長をたたえた。
大きな成長を遂げ、再び夏の大会に戻ってきたバッテリー。昨年果たせなかった「打倒聖光」と甲子園の夢を胸に、次戦も全力投球を誓う。
(2009年7月14日 福島民友・高校野球ニュース)
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