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郡山北工先取点守る エース宗形、バック信じ投球
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【郡山北工−原町】1回表郡山北工2死一、三塁、宗形が左前に適時打を放ち、3点目。捕手西内=あいづ球場
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9回を7安打1失点で完投した郡山北工のエース宗形尚幸(3年)は「余計なことを考えず集中できた」と好投を振り返る。
初回に自らの適時打でリードを奪い「あとは守り抜くだけと気が楽になった」と打ち明ける。「三振で切り、流れを渡さないよう心掛けた」と公式戦自己タイの8三振を奪い、原町打線を抑えた。
大会前、チームメートから掛けられた言葉は「夏は宗形の投球に付いていく」。これで「迷いが吹っ切れた」と話し、仲間からの信頼が初戦からの3連投を支える。
チームは10年ぶりのベスト16入りを果たしたが「目標は甲子園。次戦もバックを信じ、自分の投球を貫く」と、あくまで頂点を見据える。
2年生バッテリー初回の失点に悔い
「悔しい」。原町の先発田原昇(2年)は、初回の3四球からの3失点を振り返り、一人泣き崩れた。2回以降は立ち直り、四死球はなく、7回で降板するまで6安打に抑えただけに、悔しさは大きい。
エース清水太樹(3年)に代わっての先発登板で、決意のマウンドに上った。同じく2年生捕手西内大樹は「緊張は伝わっていた。捕手として初回から強気を引き出すリードができれば…」と唇をかむ。
「2人で成長して、来年は先輩たちに最高の報告がしたい」と西内。雪辱を誓う若きバッテリーの成長が楽しみだ。
(2009年7月20日 福島民友・高校野球ニュース)
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