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日大東北、エース快投 久保田、序盤に課題も圧巻11K
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【日大東北―福島】1安打完封の好投を見せた日大東北の久保田=あいづ球場
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日大東北は、初戦の2回戦から無失点。福島を完封したエース久保田健史(3年)は「(決勝まで)6試合無失点でいくという投手陣で決めた目標の半分が達成された」と安堵(あんど)と喜びが入り交じった表情。
久保田は1、2回に走者を出したものの、3回以降は三者凡退に抑える見事な投球。11奪三振で福島打線を圧倒した。それでも「走者が出てから、ストライクが入らなかった」と立ち上がりに課題を見いだした。エースは「準々決勝でも自分の投球を心掛けるだけ」と気合いを入れ直した。
強豪相手に「合格点」、福島・遠藤は晴れやか
「日大東北戦は自分が行く」。自信を胸に、県大会初の先発マウンドに登った福島の遠藤祐太(3年)。打線の援護実らず惜敗したが「チームが一丸になれた。投球内容も合格点」と表情は晴れやかだ。
「聖光など強豪戦に向けた秘密兵器として育てた」と大河内孝志監督。3年間、主に県外での練習試合で調整を積み、今大会には内野手として登録。隠れた「切り札」として夏に挑戦した。
強力な日大東北打線にもひるむことなく、4種類の変化球で丁寧にコースを突き、好投を見せた。「3年間のすべてを出し切った」と、2失点の結果にも悔いはない。
甲子園の夢はかなわず、3年連続ベスト16で夏を終えた福島ナイン。遠藤は、後輩らに向けて「目標を高く持ち、来年の大会を楽しんでほしい」と期待を込めた。
(2009年7月22日 福島民友・高校野球ニュース)
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