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日大東北、猛追あと一歩 延長12回、決勝点許す
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【東日大昌平−日大東北】接戦で敗れ、2年ぶりの決勝進出を逃した日大東北ナイン=いわきグリーンスタジアム
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「3年生に申し訳ない気持ちでいっぱい」。途中出場した日大東北の三塁手松本璃希也(2年)は涙ながらに話した。
延長12回1死三塁で、絶対に得点を許せない状況。スクイズサインで本塁を狙った三走を刺そうと、松本が捕手に投げた球は悪送球となり、決勝点を許した。「大事に投げようと力んでしまった」と落ち込む松本。しかし3年生らは「お前の(7回の)適時打のおかげで延長戦に持ち込めた。感謝しているんだ」と励ました。
「来年は先輩のためにも絶対甲子園に行く」。松本は涙をためた目で前を見据えた。
投手陣要所締め中盤に持ち直す
4試合完封リレーで夏の大会を支えた投手陣。増田克史監督が「粘り強く頑張ってくれた」とねぎらいながら、「わたしがもっと早い段階で代えていれば…」と継投の判断の遅れを悔やんだのも、好投が続いていたからこそだった。
増田監督は、エース久保田健史(3年)を聖光学院との決勝を見据え7回2死まで温存。先発の生田目翔(3年)は初回に2点先制を許しながら中盤持ち直し、要所要所を締めて接戦の主役になった。
「投手陣はよく頑張ってくれた。感謝している」。こん身の球を受け続けた捕手高田慎太郎(3年)が、ナインの思いを代弁した。
(2009年7月25日 福島民友・高校野球ニュース)
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