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光南、涙「出し切った」 主将・遠藤、仲間に「ありがとう」
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【光南―聖光学院】聖光学院に敗れ、ベンチ前で唇をかみしめる光南ナイン=いわきグリーンスタジアム
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「ありがとう」。明るく楽しく元気よくをモットーに夏の大会に挑んだ光南の主将遠藤駿介(3年)は試合後、甲子園を共に目指した仲間たちにそう言葉をかけた。
遠藤は「相手が上というしかない」と涙を見せたが、どこかすっきりとした表情。自身の2三振も「自分の持ち味はフルスイング。迷わず振ることだけ考えた。すべてを出し切った」と話し、悔し泣きする部員に「胸を張って帰ろう」と背中を押した。
ベストを尽くした遠藤が後輩に贈った言葉は、「努力をして悔いのないような野球をしてほしい」だった。
プライド胸に光南・二瓶力投
6回からマウンドに登った光南の二瓶聡(3年)。エースのプライドを胸に強気の投球を見せたが2点を奪われ、涙を飲んだ。試合後は「負けた気がしない」と肩を落とした。
「調子が良く、スライダーも低めに決まっていた」と、投球内容を振り返る。「相手も同じ高校生。大きな力の差は感じなかったが…」と惜敗の悔しさをにじませた。
優勝を目指して共に戦ってきた後輩らに対し、二瓶は「一緒に練習してきた事を思い出し、これから再び甲子園を目指してほしい」と思いを託した。
(2009年7月25日 福島民友・高校野球ニュース)
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