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「3年生の分まで甲子園に」 昌平2年生、来夏へスタート
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【東日大昌平―聖光学院】反撃もあと一歩及ばず応援スタンド前で泣き崩れる東日大昌平ナイン=いわきグリーンスタジアム
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夢の甲子園にあと一歩に迫りながら、聖光学院に惜敗した東日大昌平。レギュラーのうち5人が2年生だ。背番号「14」を着け今大会すべての試合で三塁を守り続けた清水雅大(2年)は「精神的に未熟な自分たちを支えてくれた」と先輩への感謝を口にした。
清水は5回1死から、左翼線に二塁打を放ち、反撃ののろしを上げる好機をつくった。「先輩を甲子園に連れて行きたい」という強い気持ちが表れた一打だった。8回1死、高崎日輝(2年)も「3年生のため」と追加点につながる連打の口火を切った。
「3年生の分まで必ず来年は甲子園に行く」。創部10年目初の決勝進出を支えた2年生は、3年生の思いを胸に来夏に向かい、スタートを切った。
小林、笑顔の伝令
ピンチを迎えマウンドにできる東日大昌平野手陣の輪の中に伝令として向かう小林健太(3年)の顔には、いつも笑みがあった。
「ピンチの時こそ笑顔、と教えられてきた。伝令に向かう自分が暗い顔をしていたらいけない」と話す小林。ベンチ入りして迎えた最後の夏の大会。選手として出場する機会はなかったが「決勝戦は悔いの残らない試合だった。エースの久保にもきちんと声を掛けることができてよかった」と充実感に浸った。
(2009年7月26日 福島民友・高校野球ニュース)
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