対戦相手がＰＬ学園に決まり、初戦突破に向け闘志を燃やす聖光学院ナイン＝大阪国際会議場

　「打倒！ＰＬ学園」―。５日に大阪市北区中之島のグランキューブ大阪（大阪国際会議場）で開かれた第９１回全国高校野球選手権大会の組み合わせ抽選会に臨んだ聖光学院ナインは、対戦相手がＰＬ学園（大阪）に決まり、初戦突破に向けて闘志をかき立てた。
　この日、ナインは午前中に練習を終え、抽選会開始１時間前の午後３時ごろから会場入り。松本剛主将（３年）が予備抽選に臨み、本抽選で４０番目にくじを引くことが決まった。
　本抽選は１回戦から３回戦までの組み合わせを決めた。南北北海道代表の２校と東西東京代表の２校のみ初戦での対戦を避けるため、はじめに抽選を行った。松本主将は３８番のくじを引き、後に３７番のくじを引いたＰＬ学園と大会第６日の１３日、２回戦第１試合（午前８時３０分試合開始予定）での対戦が決まった。対戦相手が決まった瞬間、聖光ナインは少し驚いた様子だったが、すぐに初戦に向け気を引き締めた。
　選手宣誓校には４９校のうち３６校の主将が名乗り出たが、松本主将は「練習に集中したい」と立候補しなかった。
　抽選後、各校の監督と主将は取材に応じるため会場を移動。聖光学院の斎藤智也監督とＰＬ学園の河野有道監督もあいさつを交わし、対戦を前に決意を新たにしていた。
（２００９年８月６日　福島民友・高校野球ニュース）