古関裕而の生誕100年紹介/奥島日本高野連会長
開会式は午前9時に始まった。昨夏に優勝した大阪桐蔭(北大阪)を先頭に、旭川大(北北海道)から興南(沖縄)まで北から南の順に代表校が行進。
優勝旗返還などの後、皇太子さまが「母校、古里の代表として、日ごろ鍛えた力を十分に発揮することを期待します」と激励の言葉を述べられた。
日本高校野球連盟の奥島孝康会長は、大分大会の開会式に向かう途中のバス事故で亡くなった柳ケ浦高部員の冥福を祈り、「全国の野球部員の代表として、悔いの残らないよう全力でプレーしてほしい」とあいさつ。また、大会のテーマ曲「栄冠は君に輝く」を作曲した福島市出身の古関裕而が生誕100年を迎えることを紹介し、「歌詞の通り栄冠を目指して頑張ってほしい」とエールを送った。
続いて、伊万里農林(佐賀)の吉永圭太主将が「91回受け継がれてきた伝統のバトンを、未来に向けて力いっぱい伝えていくことを誓います」と選手宣誓。始球式は、広島国泰寺高(広島)野球部の田中怜朗主将が行った。
(2009年8月11日 福島民友・高校野球ニュース)
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