２１世紀枠県候補校として荒会長から表彰状を受ける菅家主将（左）

　第８１回選抜高校野球大会（来年３月２１日から１２日間・甲子園）の２１世紀枠候補校として、県高野連が推薦した田島野球部に２５日、表彰状が贈られた。
　福島市で行われた式には、田島の菅家圭太主将（２年）と本田朋亮監督が出席。県高野連の荒盛一会長から菅家主将に表彰状が手渡された。宗像治県高野連理事長と斉藤正晴毎日新聞社福島支局長が同席した。
　荒会長は「秋の県大会では素晴らしい活躍を見せた」とあいさつ。菅家主将は「冬場は雪の影響でグラウンドを使った練習ができないが、室内練習などで他校に負けないくらい力をつけたい」と語った。
　田島野球部は、１９４７（昭和２２）年創部。地元中学出身者でチームを編成し、豪雪や列車通学のための少ない練習時間、部員不足などのハンディを克服。今秋の県大会で春、夏、秋を通じ初のベスト４に進出したことなどが評価され、２１世紀枠県候補校に推薦された。
　今後は各地区でそれぞれ候補を１校に絞り込み、１２月１５日に最終候補校を発表。その中から、来年１月２３日の選考委員会で選抜大会に出場する３校が決まる。
（２００８年１１月２６日　福島民友・高校野球ニュース）