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▽準決勝
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×
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遠藤が5安打完封 聖光学院、攻守がっちり
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【郡山商―聖光学院】公式戦で初完封した聖光学院の遠藤=いわきグリーンスタジアム
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第61回春季東北地区高校野球県大会第5日は24日、いわき市のいわきグリーンスタジアムで準決勝2試合を行い、白河が光南を9−4、聖光学院が郡山商を8−0で破り、決勝に進出した。春の大会では白河が2年ぶり3度目、聖光学院が5年ぶり6度目の東北大会出場を決めた。聖光学院は昨夏の大会から3季連続の県大会決勝進出。
白河は同点で迎えた6回に深谷の左翼線二塁打で勝ち越すと、その後も着実に追加点を挙げて5点差で大勝した。聖光学院は初回に先制、一挙3点を奪う猛攻を見せ、先発遠藤が郡山商打線を5安打完封した。
最終日の25日は、同スタジアムで決勝と3位決定戦を行う。決勝で聖光学院は6年ぶり3度目、白河は初優勝を目指す。3位決定戦では郡山商が2年連続3度目、光南が8年ぶり3度目の東北大会出場を狙う。
快投の影に先輩の好リード
初回に3点を先制し、主導権を握りかけていた聖光学院にピンチが訪れたのは3回の守り。失策と内野安打、盗塁で1死二、三塁の場面。無失点で、しのげるかどうかは、試合の流れを左右しかねなかった。
初回から不安定な立ち上がりを見せていた背番号「11」の先発遠藤昌史(2年)。女房役の竹沢大貴(3年)は「真っすぐとカーブは良いが、スライダーが良くない」と判断、内野陣とともにマウンドに駆け寄り、「守りに入らないで攻めよう」と声をかけた。
「『ピンチになったものは仕方がない』と気持ちを切り替えて投げた」という遠藤は肩の力が抜け、後続を打ち取って危機を乗り切った。
中盤以降は直球、変化球ともに上り調子で、低めのスライダーでカウントを稼いでは、高めの真っすぐでフライを打たせ、凡打の山を築いた。
終わってみれば散発5安打で公式戦初の完封勝利。不調を立て直した先輩のリードが、後輩の快投を導き、3季連続の県大会制覇に向けて弾みをつけた。
完勝で決勝進出と東北大会出場を決めたバッテリーは「ピンチのときこそ、打者を攻める気持ちを持って勝負したい」と決勝に向けて、口をそろえた。
(2009年5月25日 福島民友・高校野球ニュース) |
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