【白河―聖光学院】力投及ばず、７回に４失点を喫した白河のエース千葉＝いわきグリーンスタジアム

　「３回までは、でき過ぎだった」と白河の箭内寿之監督。１人も走者を許さず、好投を続けていたエース千葉竜大（３年）の投球が４回に突如、崩れ始めた。
　４回以降は毎回、安打を浴びる苦しい投球。迎えた７回、無死満塁から走者一掃の痛恨の一打を喫し、この回だけで４失点。昨秋からエースナンバーを背負う千葉にとっては「魔の７回」になってしまった。
　主将も務める千葉は「今回のような劣勢の状況で、チームを立て直していけるようにしたい」と話す。「そのためには、チーム全体で絶対に逆転するという強い気持ちを持って臨みたい」と大きな教訓を得た様子だった。
（２００９年５月２６日　福島民友・高校野球ニュース）