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▽準々決勝
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聖光学院、雪辱4強 光星の猛追かわす
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【聖光学院―光星学院】6回表聖光学院1死二塁、四家が中前適時打を放ち、3点目=信夫ケ丘球場
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第56回春季東北地区高校野球大会(東北地区高校野球連盟主催)第3日は7日、福島市のあづま球場と信夫ケ丘球場で準々決勝4試合を行った。本県第1代表の聖光学院は、昨秋の東北大会準々決勝で敗れた青森第1代表光星学院を6―4で破り、ベスト4入りした。
第4日の8日は、あづま球場で準決勝2試合を行う。聖光学院は第2試合(午後0時30分開始予定)で宮城第2代表仙台育英と対戦する。
打撃陣しっかりと役割
チャンスで必ず打ってくれる頼れる存在。聖光学院の四家祐雅(3年)は6回、試合の流れを変える適時打で、それを証明した。
5回まで無安打の聖光学院は、初安打となった四家の一振りを契機に打線が爆発。四家は7回にも左中間に適時二塁打を放ち強打者ぶりを発揮。「強豪校との対戦で点を取られるのは当たり前。取られた以上を取り返すのが野手の仕事」と自分に課せられた役割を、しっかりと受け止める。
野手の「仕事」をこなした選手は、ほかにもいた。6回に代打として打席に立った山口宏希(2年)は全3打席で前を打つ斉藤晃平(3年)の進塁を助ける送りバントをきっちり決める職人芸を見せた。バントは得意だという山口は「監督のサイン通りにできた」とチームの勝利に貢献できたことを喜んだ。次戦では「どんな指示を受けても、ただ向かっていくだけ」と野手としての自覚を強く持つ。
昨秋の東北大会準々決勝で敗れた光星学院を相手に、7安打をつないで6点を奪った聖光学院。斎藤智也監督は「ただ単に雪辱を果たすという問題ではない」ときっぱり。「勝った方が全国制覇の旗を取る資格があるという思いで臨んだ」。価値ある一勝を手にナインは準決勝へと気持ちを向けた。
(2009年6月8日 福島民友・高校野球ニュース)
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