一戦一戦必死に 4連覇懸かる聖光学院
秋の県大会で史上初の4連覇が懸かる聖光学院は、1回戦で同地区の福島南と対戦する。
斎藤智也監督は「(相手の)試合を見ていないので、情報がない中での戦いになる」と警戒。「秋は打撃が未熟なため、夏よりも失点に対して慎重になる。失点を少なくすることを優先してオーダーを組むことになる」と初戦に向けて気を引き締めた。
一方で、新チームを「例年に比べ、秋のこの時期にしては『野球』をやれている。チームとして仕上がっている」と評価し、期待を寄せる。
開会式で昨年の優勝旗を返還した主将の村島大輔(2年)は「(昨年の)優勝は自分たちが勝ち取ったものではない。だからこそ、優勝旗を『取り返す』のではなく、新たな気持ちで一戦一戦を必死に戦っていくことが大事だと思う」と決意を示した。
(2009年9月19日 福島民友・高校野球ニュース)
|