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須賀川、延長13回激闘制す/秋季高校野球県大会

須賀川、延長13回激闘制す/秋季高校野球県大会

【須賀川−会津】延長13回表須賀川1死二塁、藤田の左越え二塁打で二走若松(右)が生還、勝ち越し。次打者小林に迎えられる=あいづ球場

 第61回秋季東北地区高校野球県大会第2日は19日、白河市の白河グリーンスタジアムと会津若松市のあいづ球場で1回戦6試合を行った。
 須賀川は5点をリードしながら追い付かれたが、エース服部が12三振を奪って粘投、延長13回の末に会津を9−7で破った。
 勿来工は、春秋通じて県大会初出場の安積黎明に3−1で逆転勝ち。平工と対戦した福島は両校合わせて28安打の乱打戦を制した。
 福島商はいわき総合、安達は只見に、それぞれコールド勝ち。相双第1代表の原町は終盤の逆転で福島工に3−1で勝ち、2回戦進出を決めた。
 第3日の20日は、2球場のほか、天狗山球場(白河市)、鶴沼球場(会津坂下町)の計4球場で1回戦の残り8試合を行う。

 エース服部が奮闘の203球、12K
 「地にしっかりと足を着けて次戦に臨め。勝ってかぶとの緒を締めろとはこのことだ」。須賀川の木村保監督は厳しい表情で試合を振り返り、選手にげきを飛ばした。5点のリードを奪いながら同点とされ、19残塁と拙攻も目立った。延長13回の激闘が、どれほど苦しい戦いだったかを、選手の疲れ切った表情が物語っていた。
 須賀川は19安打と攻撃力が光ったが、勝利の陰には、12三振を奪い、203球を投げ切ったエース服部晃太(2年)の力投があった。
 服部は「頼もしい攻撃陣を信じていたから最後まで投げ切れた。延長での仲間の援護がうれしかった」とチームメートに感謝。勝ち越し適時二塁打を放った女房役藤田拳(2年)は「服部の頑張りを無にしないためにも絶対に打ちたかった」と振り返った。
 ナインは、木村監督の言葉をしっかりと受け止め、2回戦に向けて気持ちを新たにした。

       >>>> 《 9月19日の試合結果 》
◎―― 白河グリーンスタジアム ――◎
      福島商打線が爆発 いわき総合にコールド
 ▽1回戦
いわき総合
0
1
0
0
0
1
0
 
 
2
福島商
3
5
0
1
0
2
×
 
 
11
                                            (7回コールド)
      安達が圧倒、毎回得点 只見に5回コールド勝ち
 ▽1回戦
安達
4
2
3
1
3
 
 
 
 
13
只見
1
0
0
0
0
 
 
 
 
1
                                            (5回コールド)
      勿来工、逆転逃げ切り 安積黎明、あと1本が出ず
 ▽1回戦
安積黎明
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
勿来工
0
2
0
0
0
1
0
0
×
3
◎―― あいづ球場 ――◎
      原町、終盤に逆転劇 福島工、先制も追加点奪えず
 ▽1回戦
原町
0
0
0
0
0
0
0
2
1
3
福島工
1
0
0
0
0
0
0
0
0
1
      須賀川が会津振り切る 延長13回の激闘制す
 ▽1回戦
10
11
12
13
須賀川
0
0
0
5
0
0
0
0
0
0
0
0
4
9
会津
0
0
0
5
0
0
0
0
0
0
0
0
2
7
                                            (延長13回)
      点取り合戦、福島に軍配 平工、あと一歩
 ▽1回戦
平工
2
2
2
1
0
0
0
2
0
9
福島
2
3
0
0
2
4
0
1
×
12
(2009年9月20日 福島民友・高校野球ニュース)
 

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