夏の雪辱を誓い万全の戦いぶり 昌平、序盤で主導権
悲願の県大会制覇に向け、東日大昌平が万全の戦いぶりを見せた。「初戦は慎重に」と吉田幸祐監督は、夏の大会でレギュラーだった2年生5人を1〜5番の打順に置いた。その上位打線が期待通りの活躍を見せ、序盤で10安打8得点と試合を決定付けた。
夏の県大会決勝では聖光学院を最後まで苦しめ自信になった。一方で「素直に実力不足を認めた」と主将清水雅大(2年)。引き継いだ2年生たちは、わずかな連係ミスでも徹底的に話し合い、雪辱の誓いを強めた。
清水は「内容のある試合を続け、聖光に再挑戦する」。一戦必勝を強調しながらも、ナインの目はあくまで頂点を見据えている。
(2009年9月22日 福島民友・高校野球ニュース)
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