聖光学院・西上、高校初の一発 驚きと喜びの勝ち越しソロ
5回に勝ち越しのソロ本塁打を放った西上祥平(2年)は「いつもは打った後に全力で走るが、今日は走るペースが分からなかった」と高校初の本塁打に驚きとうれしさの入り交じった表情で、ダイヤモンドを回った場面を振り返った。
投手陣をリードする捕手としても活躍する西上は「日大東北打線は打つから、ある程度の失点は仕方ない」と冷静に分析、3回途中から登板した芳賀智哉(1年)を「思い切り投げてくれればいい」と頼もしくリードした。
決勝の舞台で大役を果たした西上は「守備でしっかり守って、一戦一戦に自分たちの野球をやりたい」と東北大会に照準を合わせた。
(2009年9月29日 福島民友・高校野球ニュース)
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