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光南執念、激闘制す 4年ぶり頂点か
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【白河―光南】7回裏光南2死二塁、相田が勝ち越しとなる中越え三塁打を放つ。捕手小松=開成山球場
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第92回全国高校野球選手権福島大会第10日は22日、郡山市の開成山球場で準決勝2試合を行い、決勝進出の2校が決まった。決勝に名乗りを上げたのは、4年連続8度目の第1シード聖光学院と、4年ぶり3度目の光南。
光南は二回までに長短打5本を集めて4点を奪取、終盤に白河の猛攻を受けて同点に追い付かれたが、7回に勝ち越して6−5で粘る白河を振り切った。
大会最終日は23日、同球場で決勝を行い、夏の覇者が決まる。午後1時試合開始予定。
相田が決勝打、7回に値千金
県南地区対決となった準決勝第2試合。互いの意地がぶつかり合い、終盤までもつれた試合で値千金の勝ち越し打を放った光南の相田将大(3年)は「納得の当たりだった」と満足そうな表情を浮かべた。
大会入りし、中軸を担い4割を超す打率を残す相田だが、自身の納得する当たりが出ずに思い悩む日々が続いた。夜は連日、自宅で父親との二人三脚の練習を1時間程度繰り返したという。前日には、その父親から「スイングは悪くない。悔いがないよう振り抜け」とアドバイスを受けた。
決勝打は4点差を追い付かれた7回、2死二塁の場面で生まれた。「なんだか父の声が頭によぎった」。2ボールからの真ん中低めの変化球をすくい上げた打球は、軽々と中堅手の頭を越えていった。相田は「今大会一の打球。父やチームメート、みんなが打たせてくれた。決勝の第1打席は集中して臨めそう」と試合を決めた一振りに自信を深めた様子。
主将の鈴木雅土(3年)は「7回のベンチには“勝ち越すぞ”という一体感があった」とチームの盛り上がりを強調した。接戦を制して波に乗るナイン。決勝の聖光学院戦に向けて相田は「特別に何も意識しないで、自然体で戦う」。4年ぶりの頂点取りへ不安はない。
(2010年7月23日 福島民友・高校野球ニュース)
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