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聖光・歳内が3安打12K完封劇 「制球力にさらなる磨きを」

聖光・歳内が3安打12K完封劇 「制球力にさらなる磨きを」

【聖光学院−光南】毎回の12三振を奪い、光南打線を完封した聖光学院の先発歳内=開成山球場

 普段は感情を表に出さないが、この日ばかりは別だった。光南から12奪三振、わずか3安打で完封し、聖光学院ナインを甲子園に導いた先発の歳内宏明(2年)は、最後の打者を左飛に仕留めると、晴れ渡った空に両手を突き上げ、喜びを体全体で表現した。
 一戦一戦修正を重ね、今大会は常にベストな投球を披露し続けた。決勝では、最高143キロの球速をマーク。それでも歳内は「甲子園では珍しくない。制球力を付け、さらに磨きを掛ける」と言い切る。1年半前、全国制覇を目指し、聖光学院の門をたたいた。悲願成就に向け、早くも視線を西に向けた。

 「無心」三瓶2安打
 2安打を放った聖光学院の三瓶央貴(3年)は「安打を放ったことよりもチームが勝ったことが一番うれしい」と勝利を喜んだ。
 三瓶の打撃のテーマは「無心」。何も考えず、感覚でバットを振り、今大会の打率は5割を超えた。「チームに貢献できてうれしい」とチームプレーを強調する三瓶も、昨秋までは自分本位のプレーをする選手だったという。しかし秋の大会を終えたオフシーズン。ナインの中で団結力が芽生え始めた。まとまりのできたチームは春の東北大会優勝、この夏の甲子園4年連続出場。快進撃を披露した。
 三瓶は「打撃はもちろん持ち味の守備で投手を助けたい」と、チーム一丸で戦う決意を見せた。
(2010年7月24日 福島民友・高校野球ニュース)



 

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