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「親子鷹」の夏終わる 息子の大活躍声詰まらせ
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【興南―聖光学院】2回表聖光学院1死二塁、星の左翼線二塁打で二走斎藤英が生還。捕手山川=甲子園
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全国制覇を目指し、甲子園に情熱を傾けた「親子鷹(だか)」の夏が終わった。斎藤智也監督の次男、英哉(3年)は3回戦・履正社(大阪)戦の決勝本塁打に続き、準々決勝でも先制の二塁打。「芯で捕らえた一打。いつも通り無心で打った」と好打を振り返った。
1歳上の兄、寛生さん(仙台大1年)も同校の左翼手として昨夏の甲子園に出場した。兄は初戦で大阪代表のPL学園に敗れたが、弟は大阪代表に雪辱を果たした。兄からの激励を胸に臨んだ甲子園、そして父とともに歩んだ甲子園の道は終わったが、英哉は「負けたが(父との関係は)選手と監督のまま。野球は続けたい」と前を見据えた。
一方、父の斎藤監督は他の選手以上に、厳しい目線で息子の練習を見守り続けた。試合終了後、「親子鷹」の質問を受けた斎藤監督は「選手も息子も同じ」と一線を画しながら、「孝行息子と思う」と甲子園で大活躍した息子を思い、声を詰まらせた。
(2010年8月19日 福島民友・高校野球ニュース)
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