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学福、光南に快勝 松谷が散発5安打完封
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【学法福島−光南】公式戦初の完封勝利を挙げた学法福島の松谷=ならは球場
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学法福島は効果的に得点を重ね、2年連続で春季県大会初戦突破を果たした。
学法福島は二回に菊地のスクイズで先制。続く三回には4番菅原の適時打、八回には松谷が適時打を放って加点。先発松谷は相手打線を散発5安打に抑え、完封勝利を飾った。
光南は九回に2安打を重ね意地を見せたが、本塁が遠かった。
期待超えた背番号「11」
長身の左腕はゲームセットのコールを聞き、雄たけびを上げながら自軍ベンチに向け力強いガッツポーズを見せた。
学法福島の左腕松谷鷹也(2年)は、ゆったりとしたフォームから、直球にスライダー、カーブ、フォークを織り交ぜた投球で、県南第2代表の光南に本塁を踏ませなかった。「松谷がチームのキーマン」と話す藤森孝広監督。2年生左腕の公式戦初完封に「期待以上の投球だった」と目を細めた。
父親は、元読売巨人軍投手の竜二郎さん。小さいころに教わった「腕のトップの位置をつくる」という教えを胸にマウンドに臨み、凡打の山を築いた。
次戦は、同じ県北支部の聖光学院と対戦するが、支部予選では1−10で敗れている。「相手はどこであっても、全力でぶつかっていく」。背番号「11」は雪辱に向け静かに闘志を燃やした。
(2010年5月16日 福島民友・高校野球ニュース)
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