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いわき海星、春秋通じ初勝利/春季高校野球県大会

いわき海星、春秋通じ初勝利 春季高校野球県大会

【いわき海星−二本松工】春、秋通じて初勝利を挙げ、試合終了後に応援席に向かって駆け出すいわき海星ナイン=新地球場

 第62回春季東北地区高校野球県大会第3日は16日、楢葉町のならは球場、南相馬市のみちのく鹿島球場、新地町の新地球場の3球場で、1回戦8試合を行った。いわき海星は2−0で二本松工を下し、春と秋を通じて県大会初勝利をつかんだ。福島商は6−4で小高工を破り、終盤までもつれた試合を制した。会津は3−2で清陵情報にサヨナラ勝ち。福島は5−3で勿来工に逆転勝ち。このほか、双葉、尚志、磐城、東日大昌平が2回戦に駒を進めた。大会第4日の17日は3球場で、2回戦8試合を行う。

 実習航海のハンディ克服
 勝利の校歌斉唱を終えると、春と秋の県大会で1勝という大きな壁を打ち破ったいわき海星のナインは、はじける笑顔で応援席へ向かって跳ねるように駆け出した。
 「歴史的な1勝。よくぞ、このハードルを越えたと言ってやりたい」。若林亨監督は最高の言葉でナインをたたえた。
 県内唯一の水産高。秋と春に数カ月にわたり実施されるハワイ沖での実習航海のため、部員全員で戦うことができない他校とは違ったハンディを抱えている。
 昨秋の実習に参加した主将の石井敏暉(3年)と二塁手の渡辺大輔(3年)は、野球への思いを抱きながら船の上で素振りや筋力トレーニングに励んだ。現在も2人が実習中だ。「冬に厳しい練習に取り組んだことを思い出して次も全力で戦うだけ」と石井。
 次戦の相手は強豪・東日大昌平。完封勝利の立役者となったエース高橋裕基(2年)は「仲間を信じて投げるだけ」と、全員野球に徹する覚悟だ。

       >>>> 《 5月16日の試合結果 》
◎―― ならは球場 ――◎
      双葉12点、7回コールド 田島は流れつかめず
 ▽1回戦
双葉
0
4
1
0
3
2
2
 
 
12
田島
0
0
1
0
0
0
0
 
 
1
                                            (7回コールド)
      尚志が着実に得点 帝京安積は5回以降沈黙
 ▽1回戦
帝京安積
0
0
1
1
0
0
0
0
0
2
尚志
0
2
2
0
0
1
0
0
×
      福島打線、中盤鮮やか 2点差逆転勿来破る
 ▽1回戦
勿来工
0
1
1
0
0
1
0
0
0
3
福島
0
0
0
3
2
0
0
0
×
5
◎―― みちのく鹿島球場 ――◎
      会津逆転サヨナラ 終盤名媒清陵情報下す
 ▽1回戦
清陵情報
0
0
0
1
1
0
0
0
0
2
会津
0
0
0
0
0
0
1
1
1x
3
      福島商が終始リード守る 小高工は終盤反撃及ばず
 ▽1回戦
福島商
0
1
0
1
0
3
1
0
0
6
小高工
0
0
1
0
0
0
1
2
0
4
      磐城が投打に安定感 若松商を散発3安打で完封
 ▽1回戦
磐城
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
若松商
0
0
0
0
2
2
0
1
×
5
◎―― 新地球場 ――◎
      いわき海星、春秋通じ初勝利 堅守で二本松工零封
 ▽1回戦
二本松工
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
いわき海星
1
1
0
0
0
0
0
0
×
2
      昌平が突き放す 白河投手陣から8点
 ▽1回戦
東日大昌平
0
0
2
0
0
0
3
0
3
8
白河
0
1
0
0
0
0
0
1
1
3
(2010年5月17日 福島民友・高校野球ニュース)
 

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