minyu-net

スポーツ ホーム 県内ニュース 連載 社説 イベント 観光 グルメ 健康・医療 購読申込  
 
> 高校野球ニュースTOP > 春季高校野球ニュース

「8強」決まる 会津“足攻”鮮やか/春季高校野球県大会

「8強」決まる 会津“足攻”鮮やか/春季高校野球県大会

【福島−会津】5回裏会津1死三塁、五十嵐の犠飛で三走鈴木光がホームイン、4点目。捕手宍戸=みちのく鹿島球場

 第62回春季東北地区高校野球県大会第4日は17日、楢葉町のならは球場、南相馬市のみちのく鹿島球場、新地町の新地球場の3球場で2回戦8試合を行い、ベスト8が決まった。会津は接戦の末、4―3で福島に逆転勝ち、日大東北は危なげない試合運びで葵に6−1で快勝、湯本は福島明成を終盤に逆転、4−3で振り切った。福島商は終盤に磐城を突き放して4―1で勝利、伝統校対決をものにした。双葉は4―3で尚志に勝ち、終盤までもつれた試合を制した。このほか、聖光学院、会津学鳳、東日大昌平が準々決勝に進出した。

 会津、もくろみ通り投手陣かく乱
 機動力でゲームの流れをつくる会津の「必勝パターン」が見事に決まった。
 「絶対に走ろうと思っていた」。2点を先取された初回、内野安打で出塁した先頭の鈴木光(2年)は、捕手が手間取る間にさっそうと二塁を奪う。続く遠藤陸(3年)も俊足を生かし内野安打を決めると、迷わず盗塁を成功させ得点につなげた。
 機動力こそ会津の持ち味だ。普段から走力の鍛錬を欠かさず、鈴木光、遠藤以外も走れる力を持つ。
 福島の先発は好投手の山岸謙一(3年)。「打ち崩すのは難しいと思っていた」と遠藤。だからこそ得意の機動力でかく乱した。
 出塁する度に盗塁で揺さぶりをかけ、「意識しすぎて(投球が)前のめりになりすぎた」(山岸)とリズムも狂わせた。
 終わってみれば盗塁数は6。得意の攻撃パターンで波に乗り、終盤のピンチもしのぎ切った。足を使った「会津野球」がもくろみ通りの勝利を呼び込んだ。

       >>>> 《 5月17日の試合結果 》
◎―― ならは球場 ――◎
      日大東北、葵突き放す 先発佐藤が初の完投勝利
 ▽2回戦
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
日大東北
0
0
1
0
1
0
4
0
×
6
      聖光、15安打8得点 学福は先制も好機生かせず
 ▽2回戦
学法福島
1
0
0
0
0
0
0
1
0
2
聖光学院
0
0
3
0
2
1
0
2
×
8
      双葉のエース門馬粘投 尚志、9回の好機逸す
 ▽2回戦
尚志
0
0
2
1
0
0
0
0
0
3
双葉
1
2
0
0
0
0
0
1
×
4
◎―― みちのく鹿島球場 ――◎
      学鳳、接戦を制す 平工打線、攻めきれず
 ▽2回戦
平工
0
0
0
1
0
1
0
0
0
2
会津学鳳
0
0
2
1
0
0
0
1
×
4
      ”足攻”会津鮮やか 福島を揺さぶり逆転
 ▽2回戦
福島
2
0
0
0
0
0
1
0
0
3
会津
2
0
1
0
1
0
0
0
×
4
      福商、終始リード 磐城、あと1本出ず
 ▽2回戦
福島商
0
1
1
0
0
0
0
0
2
4
磐城
0
0
0
0
1
0
0
0
0
1
◎―― 新地球場 ――◎
      湯本、7回に集中打 福島明成力尽きる
 ▽2回戦
湯本
0
0
0
0
0
0
4
0
0
4
福島明成
1
0
1
0
0
0
0
1
0
3
      東日大昌平がいわき対決制す 海星は散発4安打
 ▽2回戦
いわき海星
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
東日大昌平
1
1
2
0
0
1
0
0
×
5
(2010年5月18日 福島民友・高校野球ニュース)
 

福島民友新聞 購読ご案内

ご購読のお申込

会社案内
会社概要|▶支社・支局のご案内|▶窓の投稿
広告局のページ|▶福島民友愛の事業団
社内見学|▶移動編集局|▶民友メールアドレス

 民友携帯サイト
   みんゆう愛モード

右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。

QRコード
 

福島民友新聞社
〒960-8648 福島県福島市柳町4の29

個人情報の取り扱いについてリンクの設定について著作権について

国内外のニュースは共同通信社の配信を受けています。

このサイトに記載された記事及び画像の無断転載を禁じます。copyright(c) THE FUKUSHIMA MINYU SHIMBUN