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▽準々決勝
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羽黒
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(8回コールド)
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聖光学院、2年連続4強入り 羽黒にコールド勝ち
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【聖光学院−羽黒】7回2死二、三塁、山口が勝ち越しの右前適時打を放つ=花巻球場
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第57回春季東北地区高校野球大会第3日は12日、岩手県盛岡市の岩手県営野球場と花巻市の花巻球場で準々決勝4試合を行った。
本県第1代表の聖光学院は7回に勝ち越すと打線が爆発、12―3の8回コールドで羽黒(山形第2代表)を破り、2年連続のベスト4に進出した。本県第2代表の東日大昌平は先制を許しながらも粘り強さを発揮、9回に反撃し1点差まで詰め寄ったがあと一歩及ばず、仙台育英(宮城第1代表)に4―3で敗れた。
第4日の13日は、準決勝2試合を行う。聖光学院は、岩手県営野球場第2試合(午後0時30分開始予定)で八戸工大一(青森第1代表)と決勝進出を懸けて対戦する。
山口、均衡破る
終盤での勝ち越し劇だ。連日の我慢比べにも打線が湿ることがない。聖光学院が持ち前の集中打で羽黒の投手陣を粉砕した。
エース芳賀智哉(2年)が踏ん張り、互いに一歩も譲らない緊迫した試合。ゲームが動いたのは7回2死二、三塁。斎藤智也監督が「頼みの綱」と期待を寄せる山口宏希(3年)の打席。ナインが息をのんで見守る中、カウント2―2に追い込まれた。「インコースに寄った」と、捕手の気配を感じた山口は内角球に絞りを定めた。狙いは的中。内角低めの直球が投げ込まれ、思いきり引っ張った。打球は右前に転がり、3―3の均衡は破られた。
「頑張っている芳賀を楽にしたかった」と山口。エースを援護したいとの一心で振り抜いた貴重な適時打が打線に火を付けた。8回には打者一巡の猛攻で一挙7得点、試合を決めた。
山口はライトポール近くに飛び込む2点本塁打のおまけ付き。大会第2号、公式戦初の本塁打だった。斎藤監督も「山口さまさま」と、殊勲の活躍を声を弾ませながらたたえた。
日替わりでヒーローが現れる聖光学院。東北大会の覇権奪取へ向けて勢いを増した。
(2010年6月13日 福島民友・高校野球ニュース)
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