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聖光学院、初の5連覇 日大東北に10−0で完勝
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【聖光学院―日大東北】二回裏聖光学院1死一塁、中村がバントヒットで好機を広げる。捕手内山尚=開成山球場
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第62回秋季東北地区高校野球県大会最終日は4日、郡山市の開成山球場で決勝を行った。聖光学院が10―0で日大東北を下し、5年連続8度目の優勝を果たした。2008(平成20)年夏から県大会で8季連続の優勝で、県大会での連勝記録を55に伸ばした。聖光学院は初回、2点を先取すると、3回には3安打を集中して3点を加点、試合の主導権を握った。投げてはエース歳内が被安打5、16奪三振で完封。日大東北につけ入るすきを与えず、完勝した。
「新生チーム」新たな歴史
3年連続で同カードとなった決勝は、攻守で聖光学院の強さが際立った。斎藤智也監督は「自分たちの野球ができていた。上出来すぎる」と新生聖光ナインが見せたプレーに手応えを感じ取った。
主将の中村星太(2年)が決勝の舞台で攻守にチームを引っ張った。2回1死一塁の場面で一塁へのバントヒットを決めるなど2安打1打点1盗塁、守備では遊撃で併殺を取るなどもり立てた。
先輩たちが甲子園の準々決勝で敗れた3日後、新生聖光ナインはスタートした。エース歳内宏明(2年)や中軸の遠藤雅洋(2年)ら甲子園を戦った主力とベンチに入れなかった1、2年生。練習試合では、チームがうまくかみ合わず選手同士が衝突した。
中村も「選手として我があった」と苦悩した。そんな時、前主将の村島大輔(3年)からチームを勝利へ導くために必要なものを教わった。「自分を犠牲にできること」。中村は思いを胸に仲間とぶつかりながら絆(きずな)を強くした。精神的支柱に成長している中村に斎藤監督も「リトル村島」と期待を寄せる。
秋の県大会を史上初の5連覇で制した聖光学院。東北大会からセンバツ出場へ、発展途上の新生ナインが新たな歴史を刻んでいく。
(2010年10月5日 福島民友・高校野球ニュース)
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