> 高校野球ニュースTOP > 秋季高校野球ニュース
|
▽1回戦
|
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
|
計
|
学法福島
|
1
|
0
|
0
|
0
|
2
|
0
|
1
|
0
|
0
|
4
|
花巻東
|
2
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
0
|
1
|
0
|
3
|
|
学福、逆転で初戦突破 「秋季東北地区高校野球」開幕
|
【花巻東―学法福島】9回裏花巻東2死二塁、最後の打者を空振り三振に仕留め、マウンドで雄たけびを上げるエース山内=天童市スポーツセンター野球場
|
来春の「センバツ甲子園」への最終関門となる第63回秋季東北地区高校野球大会は8日、山形県中山町の山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムと天童市スポーツセンター野球場で開幕し、初日は1、2回戦計4試合を行った。本県第3代表の学法福島は天童市スポーツセンター野球場の1回戦で花巻東(岩手第3代表)と対戦、中盤に逆転して4―3で競り勝ち、44年ぶり2度目の初戦突破を果たした。第2日の9日は、両球場で再試合を含め、2回戦7試合を行う。本県第2代表の日大東北は同球場の第2試合(午前11時開始予定)で東陵(宮城第3代表)、本県第1代表の聖光学院は同球場の第3試合(午後1時30分開始予定)で鶴岡東(山形第2代表)と対戦。学法福島は山形蔵王タカミヤホテルズスタジアムの第3試合(午後2時開始予定)で光星学院(青森第1代表)と対戦する。
初回継投の山内1点差 内角攻める強気の投球
最後の打者を空振り三振に仕留めた学法福島のエース山内武(2年)はマウンド上で勝利の雄たけびを上げた。初回、制球が乱れ、2失点した先発松谷鷹也(2年)から継投した。「これ以上の追加点は許さない」。山内は内角の球を生かす強気の投球で花巻東打線に立ち向かった。
内角の厳しいコースへの投球に四死球も増えたが、それでも「ストライクゾーンの真ん中には投げない」と気迫の投球を続けた。山内の好投に守備陣も応えた。3、6回には、遊撃渡辺拓実(1年)は二塁走者のすきを見つけ、けん制球を要求し、得点の芽を摘んだ。
守備でつくった流れが攻撃にリズムを生み、5回、先頭の渡辺の二塁打を足がかりに逆転に成功した。
最大の山場は8回、1点差に迫られてなおも2死満塁の場面。ナインはマウンドの山内に駆け寄り、副主将の原田清也(2年)の掛け声で気持ちを一つにし、集中力を高めた。仲間からの後押しを受けた山内はこん身の一投で中飛に打ち取り、ピンチを切り抜けた。
44年ぶりの東北大会出場で2度目の初戦突破を果たした学法福島ナイン。2回戦は優勝候補の一角に挙げられる青森第1代表の光星学院に戦いを挑む。
(2010年10月9日 福島民友・高校野球ニュース)
|
|
民友携帯サイト
右のコードを読み取り、表示されたURLでアクセスできます。
|
|
|
|