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福島で成長“夢実現” 聖光・歳内に斎藤監督らエール
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阪神に2位指名され、3年生のチームメートから祝福を受ける歳内投手(前列中央)=27日、聖光学院高
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プロ野球のドラフト会議で27日、阪神から2位指名を受けた聖光学院高3年の歳内宏明投手(18)。故郷を離れ、本県で大きく成長した投手が小学生から憧れていた舞台に立つことが決まった。「福島はずっと自分を応援してくれた場所」。第二の故郷・伊達市のグラウンドで共に白球を追った仲間たちの歓喜の渦に包まれながら、目標とする「負けない投手」への第一歩を踏み出した。
「ウオー」。ドラフト会議がスタートしてから約1時間後の午後6時5分。阪神からの指名が生中継したCS放送を通して伝えられると、一緒に見守った3年生部員から歓声が起こった。緊張した表情だった歳内投手の顔が一瞬にして緩み、ずっと待ち続けていた歓喜の瞬間を仲間とともに味わった。中継を見守った新井秀校長とがっちり握手し、「正直ほっとした。(指名した阪神に)感謝している」と率直な胸の内を明かした。
入団が決まれば、同校からは初めてのプロ野球選手となる。記者会見で教え子がプロ野球に進むことについて質問された斎藤智也監督は「かねてからの願いだった。今度は1軍にならないと甲子園のマウンドでは投げることができない。歳内には厳しい、新たな道となるが、大投手になってほしい」と恩師らしい温かな言葉で祝福した。
(2011年10月28日 福島民友・高校野球ニュース)
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